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画像は愛犬の「アレク」

英語の月が覚えられなかった

こんばんは

さっそくですが30歳にもなって何故かテーマにある英語の月を覚えていませんでした。(January,February...みたいなやつ) 英語での日常会話をする機会もありますし、TOEICスコアも600点ぐらいあるので覚えてるものかと思ってましたが、全然覚えられておらず、周りからびっくりされました。自分でも驚愕だったので色々振り返って理由を考えてみることにしました。

意味のない情報は切り捨ててきた

英語月なんかは誰もが義務教育で小テストで最低限の点数を取るために覚えたであろう「おまじない単語」だと思うのですが、僕は全然覚えられませんでした。こういう発展性がなく何かにつながらないような情報について必要性を感じないのです。 ですが、言葉の成り立ちや類義語などが分かるような単語については割と記憶しておりました。 TOEICスコアが平均点ぐらいあるのもTOEICの問題形式上ストーリーと関連する単語が多いから下手なりに記憶できているからなのではと思います。

英語の月を覚えてみた

さすがに30歳にもなって意味のない言葉を覚えられないとは言ってられないので、なんとかして単語に意味を持たせるため、苦肉の策で各月の語源を調べてみました。 すると…英語月の語源って超面白いんですね。 それぞれの月が神話に出てくる神の名前や、ローマ皇帝ユリウスカエサルアウグストゥス、そしてラテン語が語源として出てきました。 まさかの神話登場でわくわく感半端ない!! 例えば1月(January)はラテン語のjanua(扉)や入口と出口を象徴する神ヤヌアリウス(januarius)が語源であるといわれています。扉や入口、出口が出てくる理由として1月は一年の始まりを示す月であるからだといわれているようです。 ほかに7月(July)なんかはローマ皇帝ユリウスカエサル(Julius Caesar)が生まれた月だったから名前から引用されたみたいです、超傲慢ですね。 こういった単語の語源を調べていくと、いかにおまじない単語暗記教育が無意味で発展性のないものであるか改めて認識させられました。

背景や理由を知ることで面白さがわかる

そんな感じで英語月に関しては超面白く、そして忘れる事のないであろう記憶をすることができました。 義務教育辞典でもっとインテリジェンスのある教師が担任だったらもっといろんな勉強が出来ていたのではないかと凄く思います。 こういった暗記特化というか、後につながらないような教育スタイルってのはどの教科にも言えますし、大学にいっても社会人になって仕事をしてても教える側から突き付けられる理不尽だと思います。 教える側としては 手間がかからない=効率的 って考えてるんでしょうが、それは怠慢でしかなくて本当の意味での効率化ではないと声を大にして言いたいです。 枝葉の情報だけではなく、しっかりとした根幹的な情報を覚えていく、そしてそれらの活用によって新しい情報を得ていく、それが自主的な成長には一番大事だと思いました。

今後の課題

今回の英語月を暗記できていなかった事は詰め込み暗記教育の弊害における氷山の一角だと思います。仕事に関しても、趣味の格闘技に関してもすべてにおいてもこのような抜け漏れが必ずあるはずです。 今後は少し大変ではありますが、物事に対して「それはなぜそうなっているのか」「どういった経緯で」「関連するものは」などしっかりと向き合い、世界をより広く、より深く知っていければなと思いました。 将来の自分、後任の人間のためにも知見を広げていきたいな。