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画像は愛犬の「アレク」

格闘技 強い心構えと弱い心構え

格闘技において感謝の気持ちは強い心構えとなる

感謝の気持ちを持つことで対峙対象に対してしっかりと意識を向ける事ができる 意識を向ける事で、相手へのエネルギーベクトルが確立される そうなると意識を向ける、向けないでは相手からみた自分の印象が全然違う しっかりとエネルギーが乗るから、相手からすると圧が全然違うし、威力も上がるからめちゃめちゃやりづらくなるし、当人からすれば逆にものすごく自分のペースで流れをつかんでいけるようになる そして強くなる心構えがあればその逆もあるので紹介していく

自分にしかベクトルが向いておらず、結果弱くなってしまうパターン

たとえば「強くなろう」とか「上手く立ち回ろう」っていう意識は自分にしか意識が向いていないので、何か外部からの圧力があると途端に弱いものになってしまう。これが自分ないし自分の理想にしかベクトルが向いていないパターン

相手に意識向いてるけどバランスが悪すぎて逆に弱くなっちゃうパターン

「殺してやる」とか「倒してやる」っていう心構えがこれにあたる この心構えは相手に意識向いているけどあまりにバランスが悪くてもろ刃の剣でしかない 簡単にいなされてカウンター合わされる視野狭窄な考え方 素人とか歴が短い人は格闘技におけるバランス感覚の大事さがわからず、とりあえず殺し合いだろ!とか闘争だ!とか過激な結論に行きついて一回弱くなりがち

やっぱ感謝の気持ち持つのが一番バランスよくて良いなと思う まあほかにもバランスがいい考え方はあって、相手を鍛えてあげようという気持ちで戦うこと 相手にとってプラスのある状態を作るためにただただストレスを与えるようになるため、相手にとってはめちゃくちゃやりづらくなる

……あと相手をコントロールしてやろうという気持ちを持つのはどうなんだろう? 例えば相手を転ばせてやろうとかは具体的すぎて、逆に相手に狙いを読まれてカウンター合わされるだけな気がする でも相手をこういう状態にしよう、緊張状態にしよう、緩和状態にしよう…みたいな抽象的な考え方であれば戦略の幅も広がるからいいかも?

しかし…そもそも論で申し訳ないが強いヤツってこういう事考えてるの?

感謝とかエネルギーベクトル云々…翻弄するのがうまい人は翻弄するし、突破力のある奴は性格的にプレッシャーかけていくし、皆こういうことを考えてるわけではないと思う けど自分は弱いからこういうことを明確にしたうえで日々どんなことを意識して練習しなきゃだめなのかを考えていかないといけない ってか自分が今まで成長してきた大前提の考え方として格闘技は強くなるんじゃなくて、弱い要素を抽出して理解していくことで形になっていくものだというものがある なので不利にならない状況をどうやって作るのかを考えることで結果有利になるという形になるべきなのだと思う これからも弱さに意識を向けて形を作っていこう!